プラグインを使用しないカスタムフィールド
WordPressのカスタムフィールドとは
WordPress案件への近道はWordPressをどんどん使いこなす以外にありません。そこで今回は、WordPressで標準機能として提供されている「カスタムフィールド」について見ていきたいと思います。カスタムフィールドとはWordPressに備え付けられている編集機能のひとつで、サイトの内容をより見やすくできる機能です。WordPressでテキストだけの記事を作成するなら、タイトルと本文が書ければ十分ですよね。でも、ショッピングサイトのように商品プラス価格、説明が必要なサイトとなると、文章をただ並べるだけでなく見やすく並べる必要が出てくるわけです。例えば、ショッピングサイトで洋服を見ているとします。その洋服についての情報が文章でただ長々と書かれているのと、価格と商品に関する情報を分けて見やすく書かれているのと、どちらがいいでしょうか。やはり見やすいほうが買い物しやすいのですよね。普通の店舗で、もし価格や商品情報の記載が見づらかったらどうかと想像するともっとわかりやすいかもしれません。
カスタムフィールドの機能を使えば、商品やサービスなどについて規則性を持たせてわかりやすく表記できるようになるので、ぜひ活用できるようにしておきたいですね。WordPressのデフォルトの設定ではオフになっている機能なので、オンにしてぜひ使ってみてください。
カスタムフィールドを使うメリット
カスタムフィールドを使うと、商品名や価格、商品の詳細情報などの項目がテンプレート化されるので、データを入力しやすくなります。あらかじめ項目が設定されているので、あとは商品やサービスに応じて必要事項を次々に入力していくだけです。大量の商品を扱うサイトなどを作る際にはかなり便利な機能ですよね。カスタムフィールドごとにCSSのclassかIDを設定できるので、本文の中でいちいち個別に設定する作業も必要ありません。カスタムフィールドによって、入力したものをパッとプログラム処理できるようになりますよ。データについて文章で解説しようと思うとどうしても内容が複雑になりますし、なにより見ていてわかりにくいですよね。そういう問題をスッキリと解決してくれるのがカスタムフィールドのいいところなんです。
マップの埋め込みコードを貼り付けたい場合にも、カスタムフィールドがあれば手間いらずですし入力ミスもしません。応用次第でデータの表現方法が広がれば、より立体的で魅力的なサイト作りができるようになりますよ。今後のためにも、カスタムフィールドはぜひ使いこなせるように練習しておくことをおすすめします。